皆様初めまして。
箏演奏家の金久千賀子と申します。

音楽は、国境を越えて海を渡り空にこだまし「音」と言う言葉で理解しあい、平安と平和を人々にもたらす。
私はいつもこのことを確信しています。

「お箏」という楽器は、ある時は一音成仏であり、四季の中に戯れて水や山のような自然の音に化したり色々な和洋の楽器のアンサンブルの合奏曲となったり、美しい歌の伴奏となったり、様々な舞台を演出してくれる。

ある時は、爪で弾くだけでなく、お箏を叩いたり、撫でたり、さすったりと演奏上いろんな事をします。

「お箏」は、様々な方向性において、まだまだ無限の可能性を秘めた楽器です。